2023年05月

    「脳外科医竹田くん」という漫画がネットで話題になっています。

 一時、それなりに話題になった赤穂市民病院での連続医療トラブルが漫画で復活して、改めて話題が全国区なったということのようです。

 赤穂市では、本件の一連の医療事故とは別にも、職員の不祥事で市長が3年間に4回も記者会見で頭を下げるといった事態になっており、余りにも市職員のモラルの劣化が嘆かわしい現状です。

 本件の赤穂市民病院での連続医療トラブルについても、赤穂市の隠蔽体質から事実が明らかになっていない部分もあります。今回の一連の医療トラブルについてほぼほぼ事件化していないということ自体も驚きですが、警察・検察は、被害者或いはその遺族がアクションをとらない限りは、動きづらいという面もあります。事態を明らかにし再発を防止するためにも被害者及び遺族の方々の奮起を期待したいところです。下記のアドレスにアクセスしてみてください。 

https://dr-takeda.hatenablog.com/

  刑事事件・交通事故・家庭の事件・企業法務のご相談は
   山崎喜代志法律事務所にご連絡下さい。
   ℡079-223-1772
   FAX 079-223-2117

   ホームページは  http://www.yamasaki-lawoffice.jp/

何かブログを書け!!と強制されたので、私のここ数年の出来事を書きます。

3年2ヶ月、日本の介護保険制度には本当に助けられました。
コロナ禍での病院関係者及び介護施設のデイサービス、ショートステイを利用した先の職員の皆さん、老人保健施設並びに特別養護老人ホームの職員の皆さん本当に有り難うございました。

師走も押し迫った令和元年12月18日父が入院したのをきっかけに同居している両親の介護をするようになりました。土日は嫁いでいる妹が手伝いに来てくれていたので、平日の日中(月曜日から金曜日まで)は毎日両親をそれぞれ別のデイサービスに送り出し、事務所へ出勤していました。その間、職場には大変迷惑をかけてしまいました。時短勤務にしてもらいながら夕方から朝までは私が二人をみていましたが、思うように歩けない父が私を罵倒したり、認知症の母が我が儘を言ったりして色々あり介護をしている時は、二人とも早く死んでくれたらいいのに、と…ずっと、早く楽になりたい。とばかり考えていました。
しかし、令和3年2月に母が入院し、退院後老健に3か月、そのまま特養へ7月から入所したので、実質両親二人を介護したのは1年ほど。
介護を何十年とされてきている方には足下にも及びませんが、両親二人をたった1年しかみていない私でも介護の果てに殺人という記事やニュースを見るたびに犯行に及んだ方の気持ちが痛いほど分かりました。

母は特養では個室に入所したので本来なら面会に毎日行けるはずがコロナ禍ということもあり面会は1週間に1回15分のみ。毎週予約を取って、父と私、妹の3人で面会に行っていました。父も入退院を繰り返していましたが、なんとか元気に生活していました。

令和4年6月に入院したのをきっかけに父は一度も家に帰ることもできず、また母の最期を看取ることもできずに亡くなってしまいました。
コロナ禍ということもあり、面会もままならず両親二人とも最後は一人で逝ってしまいました。結局、人間最後は一人なんだと痛感させられました。
令和4年8月に母が今年の2月に父が相次いで亡くなり、相続手続や片付け、色々することが色々あって毎日淡々と生活していましたが、ぽっかり穴が空いたようになり生きる気力が失われてしまいました。
両親のことを思うと、あの時こうしておけば良かった、この時こうしておけば良かったと後悔ばかり。年老いたご夫婦が歩いているのを見ると、両親も毎日欠かさず二人で元気に散歩していたな~と当時を思ったり。不意に涙が出てくるようになり今は早く迎えに来て欲しいとばかり考えてしまいます。取りあえず、毎日仕事から帰って玄関を開けたら「ただいま~」と仏壇の両親に向かって声をかけています。

なかなか家の片付けも捗りませんが、物を捨てるにもお金がいる昨今、妹家族に迷惑だけはかけないようにと思う今日この頃です。



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