面白い!!!
「3年A組-今から皆さんは人質です」は日本テレビ系、日曜日の午後10時30分からの菅田将暉さん主演の連続ドラマです。
高3女子がネット上でのフェイク動画と、それに続くクラスでの孤立のはてに自殺しました。
そのことをきっかけに、教師が生徒を人質に立てこもり、生徒らに「レッツシンク(考えよう)」と呼びかけつつ、インターネットを駆使してフェイク動画が作られたからくりを暴きました。ミステリーですね。
女子生徒の在籍する高校の教師がハングレ集団に、女子生徒を陥れるためのフェイク動画の作成を依頼するのですが、作成にはクラスメートもかかわっています。
第8話までで犯人は分かりましたが、主人公の教師は、「これで終わりはない」と言います。犯人捜しが目的ではなかったのです。
インターネットのSNS自体がフェイクとなりうる。
SNSにおける群集心理と同調圧力により、一般市民は無意識に操作・コントロールされてしまう危うさがあって、
その操作・コントロールが国家権力によってなされたときには、非常に危険なものとなり得る。
現に中国では共産党に不都合な情報はすぐに削除・遮断されてしまうし、フェイスブックでも会員の個人情報は主催者にだだ漏れ状態です。
ネット情報にのめり込むことなく、自分の頭で考えなければ自我は守ることができない。それがテーマではないかと考えます。
あと2話が楽しみです。