一昨日、大阪高裁で無罪判決をいただきました。

 自動車運転過失傷害事件です。

 簡単に言いますと、こちら側の4輪自動車が、青信号で右折しようと交差点内にいたところ、反対方向から直進してきたバイクががふくらんで走行してきてぶつかり、バイクの運転手が大けがをしたという事案です。

 一審の尼崎支部の裁判官は、矛盾だらけの科捜研の職員の証言を、何ら検証せずに鵜呑みにして、4輪がバイクの走行車線に入ったから有罪だと判決したのですが、大阪高裁は、路面に残った痕跡などから、ち密に検証していただきまして、無罪の判決となった次第です。

 今は判決書の謄本を申請しているところです。後日詳しくブログできると思います。

  一審の裁判では、結構、あやしげな内容のものも珍しくありません。一般の方は、地裁で主張が認められなかった場合に、もうだめだと諦めてしまわれる方も少なくありませんが、「最後まであきらめない気持ち」が大切です。