2015年12月

 平成27年11月、我が家で飼っていた柴犬トク14歳が死にました。3年前に車にはねられて、以来下半身不随の障害犬でした。

  良血で、端整な顔立ちで、気立ても良くて家族の人気者でした。障害犬になる前は後ろ足で立ってちんちん動作が得意でTVに出れるかもと思ったものです。

イメージ 1


   散歩が好きで、夜間、つないでいたロープを切って道路に走り出して車にはねられたのですが、その後も前足だけでも散歩に出ることが大好きで、前足に筋肉がつき、ムキムキとなりました。

イメージ 2




   犬用の車いすを買いましたが、1ヶ月した頃には装着を嫌がるようになり、また歩行補助ハーネスも受け付けなくて、試行錯誤の末に、荷造り用ロープを尻尾にくくりつけて、持ち上げてやると喜んで前足だけで散歩するようになりました。

イメージ 3




















   それからは、毎夕方には、犬小屋から這って門のところまできて、私の帰りを待つようになり、私が帰ると、クゥォン、クゥォンと鳴き、体を踊らせて散歩を求めるようになりました。しかし、私は、結構帰るのが遅くなるため、散歩できたのは、休日以外には週1回くらいだったかもしれません。



  いくらトクが喜んでいることが分かっていても、尻尾をロープでつり上げての散歩は、見た目、動物虐待と思われると、私以外の家族は誰も散歩しませんでした。



  犬の寿命は人間の6分の1なので、人間が1年かかって老いていくところを、犬は2ヶ月でみるみる衰えていきました。14㎏あった体重も最後は、片手で楽に持ち上げられるようになりました。障害犬にならなければ後3年は生きたでしょう。



庭の隅に深い穴を掘って埋め、祠の代わりに犬小屋を置き花を飾りました。
 生き物は死ぬとかわいそうなので、また飼おうという気持ちにはなれません。

 12月17日の裁判で、韓国の検察に名誉毀損として罪に問われていた産経新聞前ソウル支局長が無罪になったことは喜ばしい限りです。

勝って当然の裁判をきっちり勝ちきることは、思うほど簡単ではありません。関係者の努力に敬意を表します。

注目すべきは、裁判長が公判の冒頭で、韓国外務省が善処を求めた日本側の要請を考慮するよう文書で求めていたことを明らかにしたと言うことです。ということは、韓国外務省が、逆の考慮を求めていたら別の結果になったのでしょうか。あきれるばかりです。韓国には三権分立という考えがないと言うこと、行政が最高権力だということを暴露しているのでしょうか。韓国らしいと言えば韓国らしいのでしょうね。

ところで、前ソウル支局長が長期間、韓国から出国が禁止されていた事に対する、損害賠償請求は認められるのでしょうか。

↑このページのトップヘ