2015年03月


事務局です。

姫路城「平成の大修理」がやっと終わりました。
5年の修理期間でしたが、あっという間の5年でした。
いよいよ明日3月27日からグランドオープンです。

航空自衛隊ブルーインパルスの祝賀飛行が25日の予行演習、26日の本番飛行と2日間あり、姫路を盛り上げました。

初めて観たブルーインパルス。
感動です。




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 25日の予行演習
 6機の飛行部隊



















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 姫路城の上を目がけて通過していきます




















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 お見事!


















                                    
26日は事務所の屋上からパチリ
あまり綺麗に写せてませんが…

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  川崎中1生殺人事件については、色々情報が出ていますし、今後、裁判手続の中で更に詳しい事情が明らかになるのでしょう。

  しかし、被害者家族が川崎市に帰ってからのことではなく、その前の、何故、島を離れなければならなかったかについては、余り議論されていません。

  被害者家族は、Iターン制度を利用して川崎市から島に移り住みました。

  過疎化に悩む島の期待を受けてのことだったのでしょう。

   しかし、その後両親は離婚し、母親は、看護師の助手として働き5人の子供を育てていたのですが、家計が相当に苦しかったことは簡単に想像できます。

  そこで、生活保護を受けることになったのですが、その後、間もなく川崎に帰っていきます。


生活保護費の経済的負担は各自治体の悩みの種です。田舎の経済的規模の小さいところでは特にそうです。

  元々の住民でなく、Iターン制度でやってきたよそ者の家族の生活保護費はいっそう負担に感じられたのではないでしょうか。

  「実家もあることだし、川崎に帰った方がいいんじゃないですか。」といった勧めが繰り返しなされたと推察されます。

  被害者の少年は最後まで島に残ることを希望したといいます。家族が島を去るとは別の選択肢もあったのではないでしょうか。

私の回りでもここ最近になって、不要不急と思われる、そして作業員過剰とも見受けられる、道路工事があちこちで目に付くようになってきました。

  アベノミクス以来、度々のことです。相当多額の補助金が支出されているのでしょう。

アベノミクスは、生活保護費削減、非正規労働者拡大、相続税の基礎控除金額の大幅減などなど、もっと細かくいえばETC割引の削減もあります。

  格差を拡大し、貧困の連鎖を進める政策だということは今や明白です。

消費税を増やして、広い範囲から金を集め、特定の範囲にばらまく。それが、国力を上げることに繋がるという考えなのでしょう。

  所詮、貧乏人の所得をいくら増やしても株価は上がらないということです(貧乏人は株を買いません)。

  外国に行って、先々で金をばらまくのなら、日本国内でばらまいて欲しいものです。野党の代議士さんも一向にしゃきっとしません。

  もっと、真に生活保護を必要としている、今回の被害者家族のような家庭に厚いアベノミクスだったなら、今回の事件はなかったかも知れないと思うのは、私の妄想なのでしょうか。

  大河ドラマ「花燃ゆの視聴率が低迷しているとのことですが、ものすごくおもしろい。

  リアルタイムの放送だけでなく、録画して毎回分を4,5回は再生してみています。

 主人公が吉田松陰の妹の文(あや)という設定が、やはり難しいのでしょう。

 歴史的にみれば主人公は吉田松陰であって、ドラマの中でもそれを否定しきれないので、ただのお手伝いさんに過ぎないを前面に押し出そうとすると、少なからぬ無理を感じる場面もあります。
 

 裏番組に人気番組の「世界の果てまでイッテQ」があることもつらいところでしょう。

  吉田松陰先生は松下村塾を主催して、わずか2年足らずの間に維新の主役として有名な高杉晋作久坂玄瑞、寺島忠三郎その他や、明治政府の要職を占めた伊藤博文山県有朋、品川弥二郎や萩の乱の前原一誠などなどを育てました。

 全く不勉強な私は、今に残っている肖像画などから、てっきり偉い学者さんだとばかり思っていましたが、このドラマを見て本当のところを思い知らされました。

 日本の北から南へと行脚したり、ペリーの黒船に強行乗船してその結果獄(野山獄)につながれ、それでも獄中で同囚相手に孟子の講義をして、そのいわば仮出獄中に主催したのが、松下村塾だということなのです。

 この野山獄の中での孟子の講義が、講談社学術文庫に「講孟劄記(上)(下)」として出ています。

 難しいので、以前から積ん読をしていたのですが、ドラマをみるようになって、その場面を思い浮かべながら読むと、イメージがわいて、とてもおもしろいものです。

 「結果ばかりに一喜一憂しないで、自分の志を持った生き方を極めることが非常に楽しいものだ」と云うことなどが書かれています。

 是非、皆さんもドラマ&読書をお試し下さい。

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