担任の教師が校内のトイレに駆けつけ、暴力を振るわれていたことを確認し、被害生徒に「大丈夫か」と尋ねると「けんか。大丈夫。仲良くやっていきたい。」と答えたので、けんかと判断したとのことですが余りにお粗末です。毎日の生活の中で、いろんな場面で、「大丈夫ですか」と聞いていることがありますが、「大丈夫なわけないやろ」という場面が少なくありません。ちゃんと見て大丈夫かどうか判断しないといけない。それと、被害者から事情を聞くには、加害者のいない場所で時間をかけて聞かないと真実は見えてきません。また、人に事情を聞くときは、「人は嘘をつくものだ」ということを知っていなければ話になりません。
学校や教育委員会は一貫して、意図的に、事なかれ主義に走っていただけかと思っていましたが、真実を発見するための技術・能力に欠けている部分も大きいのかも知れません。こういう場面にもっと弁護士が関わっていけるようになることが必要かも知れませんね。
学校や教育委員会は一貫して、意図的に、事なかれ主義に走っていただけかと思っていましたが、真実を発見するための技術・能力に欠けている部分も大きいのかも知れません。こういう場面にもっと弁護士が関わっていけるようになることが必要かも知れませんね。